フィーディングしているボイリーの中に派手な色のフックベイツを置くと、周りの餌を無視していきなりフック ベイツを口にする個体もいれば、その逆に周りの餌を端からゆっくり食べ始め最後の方でフックベイツを口にす る個体もいる。恐らく、好奇心の強い個体と警戒心の強い個がいるのだと思う。 今回はこの警戒心が強い個体についてクローズアップしてみたい。 警戒心の強い個体は吸い込みも恐る恐るという感じで違和感が有れば直ぐに吐き出す。つまり、釣れるまで時間 が掛かると思った方が良い。その代わり、より多くの鯉がフィーディングした餌を口にするので、一旦場荒れし ても暫くすると、また戻ってきて餌を探し出す。時間が掛かるが多くの鯉をキャッチ出来るチャンスが増える。 フィーディングしたボイリーと違和感なく置くことができ、かつ吸い込みが弱くとも針を口の中まで届けさせる 事が出来るフックベイツがベストだ。 この2つの条件を兼ね備えているのがクォーターだ。使用するリグもシンプルなものでも平気だし、ワフターよ りも気を使わずに使える。また、川の様に流れがある場所でも不自然に動くとこもない。 当たった鯉が直ぐにフックアウトする場合、フックベイツをあまり目立たせたくない場合などはクォーターベイツ を使ってみてはいかがだろうか。 さて、ネットダービーもいよいよ佳境になってきました!期限は11月30日までです!皆様からのエントリー お待ちしております。 レポート/A.KUROSAWA