「鯉は1日1寸」…古より、鯉釣りの難しさを表した熟語で今も耳にすることがあります。今回はまさにこの言葉を実感しました。
以前釣り場で知り合ったフレッシュアングラーのMotoyoshi君と一緒に竿を並べて来ました!
今年からカープフィッシングを始めた彼を見ていると、1匹を釣る難しさ、また釣れた時の嬉しさを改めて感じました。
底探り、フィーディング、キャスティングetcこのポイントで1匹の鯉に巡り合う為に毎日考えていたのに、当日は中々イメージ通りに行かず苦戦していました。タイムアップ寸前で来た当たりに、自分も思わず「来たーー!」と叫んでしまいました。
あそこのストラクチャーに巻かれないように、手前の朽木に巻かれないようにと必死にやり取りしている後ろ姿は、本当に楽しそうで、ヤッパリ鯉釣りはこうでなくちゃな!と再確認しました。
可愛い鯉でしたが、彼の中では強烈に印象に残る鯉なんだろうなと、思いながらタックルを片付け、再開を約束して帰路に着きました。
少しでも、思い出になる鯉を釣るための手助けが出来るように、勤めて行きたいと思います。
レポート/Akira Kurosawa